- 農学会トップ
- > 公益財団法人農学会とは
公益財団法人農学会とは
財団法人農学会は、1887年(明治20)に創設された農学会をその前身とし活動してまいりましたが、2012年(平成24)3月に内閣府より公益財団法人への移行認定を受け、同年4月1日に登記し公益財団法人に移行しました。
前身の農学会は、東京農林学校、旧駒場農学校、札幌農学校の卒業生を中心に創設された農学分野全般にわたる研究団体(学会)でしたが、学術の進展と共に細分化された専門学会が次第に設立され始め、これらの学会の連合体形成の必要性が叫ばれ、やがて1930年(昭和5)に日本農学会が創立されました。農学会は、1932年(昭和7)に財団法人となり、1学会として日本農学会の活動を支援してきましたが、1952年(昭和27)に日本農学会を退会し、その後は財団法人農学会として独自の活動をしてまいりました。
今回の公益財団法人への移行に際し、定款にその目的を「この法人は、農学に関する研究教育組織並びに学協会等との連携により、農学に関する研究及び教育を振興し、持続的な農林水産業の発展を図ることにより、人類福祉の向上に寄与することを目的とする。」と定めました。
今後は公益財団法人として、広く社会との連携を深め、従来の枠にとどまらず、農学に関する研究教育を振興することにより、人類福祉の向上に寄与する所存です。